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名称 宮下歴史庫



分野 歴史
地区 豊岡地区
所在地 敷地地内
見所

11代当主である伊藤輝男氏が開館。


この資料館は平成元年(1989年)に開館したが、明治22年(1889年)に建築された合掌造りの自宅離れを昭和63年(1988年)に改修したもの。宮下というのは地名であり屋号でもある。


伊藤家は藤原氏の末流で浜北市美薗から野辺神社の神官として400年前に移住した。
現当主の伊藤氏は11代目。曽祖父で8代目の当主玄蕃は41歳のとき遠州地区の神官を中心に組織された遠州報国隊の一員として、倒幕軍に従い江戸に進駐した。その時の陣羽織、武具など報国隊関係の資料や、今川義元関係の資料など室町から江戸時代の古文書が数多く展示されている。


9代目の泰治氏は明治9年(1876年)から同22年(1889年)までを戸長、同年から大正5年(1916年)までは旧敷地村村長を務め、10代の功氏も昭和25年(1950年)から同30年(1955年)の合併まで村長を務めるという、2代にわたり村長を務めた旧家である。


9、10代目が残した旧敷地村当時の記録文書も多く、また明治初期のものと思われる雛人形、さらに「敷地柿」発祥の記録も保存されている。

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