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名称 城屋敷 加茂平野宅



分野 歴史
地区 豊田地区
所在地 加茂
見所

元亀3年(1572年)、武田信玄率いる大軍が青崩峠を越えて遠江へ進攻し、徳川家康との激突が必至となった頃、天竜川東岸の交通路を押えるために家康の家臣平野三郎右衛門重定がここ加茂の地に進出して砦を築いた。平野重定以下徳川方の兵は果敢に防戦し、武田軍勢を撃退した。


また、天正16年(1588年)、徳川家康の命を受け、現在の寺谷用水路の基礎となった農業用水路の建設に着手。寺谷村から浜部村まで三里余り水路完成。寛永元年(1624年)、平野重定公没す。久松山大円寺に葬る。平野重定公の居宅は城屋敷と呼ばれ、家屋・庭園は歴史の重みがあり、現状のまま保存することが望まれる。

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