【 慶応3年(1868年)〜昭和19年(1944年)】 <理学博士>(掛塚三傑) ドイツへ留学後東京高等師範学校の教授となる。(理学博士)(動物学) ホヤとヒルに関する専門的研究は当時の学会で第一級の内容と評価された。その功績により、大正14年(1925年)、帝国学士院(現在の日本学士院)会員に選ばれる。 教育問題にもずばぬけた関心をいだき、動物学・生物学の旧制中学校用の教科書を多数あらわす。文部省の教員検定委員に任命され、以後継続任命される。 日本の「進化論」紹介者であり、「進化論講話」を出版された時は当時のベストセラーとなる。