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名称 矢奈比賣(やなひめ)神社(見付天神)
矢奈比賣神社拝殿の写真
矢奈比賣神社拝殿

左から赤鳥居、悉平太郎像、見付天神裸祭碑
左から赤鳥居、悉平太郎像、見付天神裸祭碑

元宮天神社(元天神)
元宮天神社(元天神)

分野 歴史
地区 磐田地区
所在地 見付1114-2 
見所

○国指定重要無形民俗文化財(平成12年(2000年)12月27日「見付天神裸祭」
 ○市文化財指定「北野天神縁起絵巻」
 ○市文化財指定「伊藤虎三郎奉納書画一式」

(1)矢奈比賣(やなひめ)神社
 正式名であり「見付天神」ともいう。祭神は、矢奈比売命と菅原道真公を祀る。矢奈比売神社の記載は、承和7年(840年)の「続日本後記」や、貞観2年(860年)頃の「日本三代実録」にも見ることができる。また、延喜5年(905年)の「延喜式」にも記載されている古社。

(2)天神信仰
 矢奈比賣(やなひめ)神社が天神社を名乗るのは、天神信仰の全国的な波及による。平安時代の延喜3年(903年)、菅原道真公が失脚して大宰府に流され病没すると、道真公の怨霊のたたりを恐れ、その霊を鎮めるために京都北野に天神社を造立し、道真公を祀ったのが始まりである。道真公は生前、学者としての名声が高かったため、学問の神様として信仰が始まった。正歴4年(993年)8月11日、京都の北野天神から矢奈比売神社に北野天神(菅原道真公)を迎えて祀り、毎年その11日に祭礼を行うようになったといわれている。元は見付の北、元天神にあったと伝えられ、大祭の祭事始の神事は元天神で行う。なお、怪物を退治した悉平太郎の伝説の舞台ともなり、悉平太郎の像が建てられている。

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