磐田原の茶畑は、明治初年に旧幕臣の手によって台地が開墾されたことにより始まった。当時は輸出産品として脚光を浴びていた。 現在、磐田市における茶の栽培面積は342haで県全体の約4%を占めている。生葉収穫量は8,040tで県全体の約4%を、荒茶生産量は1,700tで県全体の約3.9%を占めている。収穫された茶葉は、主にせん茶に加工されている。 磐田原には一面に茶畑が広がり、茶摘のシーズンには辺りが緑の絨毯を敷いたようになる。 ※生産量等は、第53次静岡農林水産統計年報農林編(平成17〜18年(2005〜6年))より