◎どのような経緯で井戸を掘ったのか
磐田原台地で原型を残している唯一の深井戸で、工事は大正2年(1913年)8月2日から始めて9月4日に竣工した。飲料水を得るために地区の16戸全員が参加し、延369人で完成した。井戸の深さは25間(約45m)、首の長い徳利形で報徳組合から60円の資金援助をうけ、誰でも利用することができたので東原報徳井戸と名づけた。