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名称 経木の生産 
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昔の工場

経木の説明書
経木の説明書


分野 産業
地区 豊田地区
所在地 中野戸
見所

経木は、薄板、ヘギ(ヘギイタ)ともいい、富薄板工場では薄板というが、組合は、静岡県経木組合といい「経木」の名前を使っている。


材料は松の木、匂いがよい。変なにおいを消す。殺菌効果がある。値段が安い。それに対して、杉は節が多く、桧は匂いはよいがきつい。どちらも高価である。


富 (マルトミ)薄板工場は、昭和6年(1931年)に開業。それまでは東洋軒といい蚕\種業であったが、昭和の大恐慌により、養蚕\・製糸業衰退のため、薄板の製造を行うようになった。


昭和45年(1970年)になると三越がラミネート(プラスチック・アルミ箔を重ね合わせた包装紙)に切り替えられ、薄板の注文が無くなった。


昭和48年(1973年)頃から薄板の代用品が格安で売り出されるようになり、業界全体が下り坂になり、県内に70あった工場も20工場となり、現在は、5工場が頑張っている。

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