高砂香料磐田工場は、昭和43年(1968年)にアロマケミカル合成香料製造工場として開設された。当初よりメントールの生産を主体としている。
昭和58年(1983年)にはミルセンを原料として世界で初めて不斉合成技術によるメントールの製造に成功、世界的な注目を浴びた。平成4年(1992年)には、同技術を応用したカルバペネム系抗生物質中間体4-アセトキシアゼチジノンの生産を開始、さらに平成10年(1998年)には、この川下製品の製造設備を完成し、平成11年(1999年)より、本生産を開始、本格的GMP対応の医薬品中間体製造工場としての体制を整えている。
国内の香料業界で初めてISO9001、ISO14001を認証取得した。
|