昔ながらのお茶づくりは、秣山や茶園周辺から草を刈り肥料とする典型的な自然循環型農業であった。しかし、大平や社山の小さな茶園では、昔ながらの自然循環型のお茶づくりが続けられており、それを証明してくれるのが秣山の植物であり、その代表\がササユリ群である。自然の治癒力を備えた茶の木であるため、農薬もほとんど使われていない。代わりにテントウムシやクモが茶の葉を害虫から守っている。 したがって、絶滅危惧種のギフチョウも磐田市(社山〜万瀬)には生息している。