トップページ
●キーワードで探す
ご意見・お問い合せ

名称 ハマボウ群生地
ハマボウの花の写真
ハマボウの花

群生するハマボウ
群生するハマボウ

はまぼう公園
はまぼう公園

分野 自然
地区 福田地区
所在地 仿僧川河口
見所

福田地区の南、東西に流れる仿僧川が太田川と交わる地点はハマボウの群生地として知られている。


ドイツ人医師シーボルトが命名したハマボウは、東南アジア原産で7月下旬に満開のレモン色の花が咲く。


台風のときには水辺に落とした枝で押し寄せる波の力を和らげ、大水の際は何本にも別れ深く伸びた根で堤の崩壊を食い止め、強風に対してはしなやかな枝を地に這うようにくねらせて風を防ぐ。夏の日差しには釣り人たちに木陰を提供し、幹は休息するボートのとも綱の結び木となっていた。


しかし、水門の建設により153本の内119本がその犠牲となり、その一部ははまぼう公園に移植された。一方、有志の手によって種から育てられた苗が大きく育ち、西橋と東橋の間で花を咲かせている。防潮樋門堤の両岸は国内では類をみない自然の群生地となっている。


現在ハマボウは、はまぼう公園および防潮堤と中島橋の間で観察することができる。

関連
リンク