於保村(おほむら)と福島村の境界で、今ノ浦川に架けられた於福橋の東南のたもとに8人の神をまつる八王子神社がある。
米とぎ祭りはこの神社で元禄\時代から続いている祭りで、毎年1月の第2日曜日、60歳以下の氏子たちが、今ノ浦川に船を浮かべ、ふんどし姿で川の水で米をといで蒸して神前に供える。
これをいただくとその年無病息災でいられると伝えられている。1月の寒中、祭りに裸で参加した後に具合が悪くなった人はいない、という話である。