毎年1月13日に、小島方にある三島神社を、羽織袴の正装に白マスクをかけた禰宜(ねぎ)が氏神の御神体を目より高く捧げ持って出発し、一度通った道は決して戻らぬ道順で各戸を廻る。そして同行する案内人が前日に松秀寺で祈祷を受けておいた大般若経十\六善神守護のお札を配る。その間禰宜は決して口を利いてはならなず、訪問を受ける家庭では縁側に御神酒を供えて迎え入れ、家族一同礼拝してお札をいただき、今年一年の幸せを祈るのである。
最近では簡略化され、代表\して班長宅を訪問するようになった。