創立年代は明らかではないが言い伝えによれば、大原集落が大永年間(1521〜1528年)に開発された際に、駿河の国の富士浅間を勧請(かんじん)したとされている。
祭神は水徳を備えた鎮火の神、水の神・農業の神の木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)で、嘉永4年(1851年)神社の鳥居を寄付を集めて造立したという古文書が唯一残されている。
現在の社殿は、昭和7年に再建されたものだが、福田の神社の中では最大のものである。
拝殿、幣殿の奥に本殿として御神座が大正4年(1915年)に造営されている。