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名称 血松塚(ちまつづか)古墳
上空から血松塚古墳を望むの写真
上空から血松塚古墳を望む



分野 歴史
地区 豊岡地区
所在地 上神増大手外(広瀬)
見所

◎市指定文化財 平成17年(2005年)11月21日

磐田原台地には多くの古墳があるが、中でも一番北西の位置にある血松塚古墳は、全長50m・後円部48m・高さ5.5mの前方後円墳で、豊岡地区では最大の古墳と言われている。5世紀後半(約1550年前)に造られたと考えられる。


「血松塚」の名前の由来は、かつて古墳の上に大きな松があり、ある人がそれを切り倒そううとした時に松から血が流れ出したので命名されたそうである。一説には、松の中に冬眠していた多数のヘビを切ったために、体液が流れ出したのではないか、ともいわれている。


首長として選ばれた者しか築造できなかった権力の象徴であるが、市街地から離れているうえに林の中にあるため目立たないのが残念である。


※参考 「新いわた文化財だより」第37号

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