一戸当たりの耕地面積が狭く、やせていた土地を有効利用しようとして野菜の促成栽培に着目し、明治末期に十\束村(旧竜洋町)の大庭正三郎が温室フレームでの促成栽培に成功した。
豊浜地区では、大正5年(1916年)、豊浜(雁代村)の伊藤照作、伊藤治平、伊藤真一、伊藤孝作がきゅうり、トマトの栽培に挑戦したのが始まりで、大正7年(1918年)にガラス温室を建設、昭和初期からより多い収益をもとめてメロン栽培を開始、これが日本における温室メロン栽培の最初だと言われている。